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「プロフェッショナル・ベンチマーク」実践コース

革新推進の企画段階で、早期に先行事例や競争相手の動向を知れば、自信を持って革新の方向を想定することができます。戦略策定では、競争相手と自社のポジションを明らかにし、目指す方向を明確化できます。戦略実行段階では、「競争相手はここまで進んでいる」「異業種先進企業はこのようにして問題を解決している」「顧客はここまで望んでいる」といった事実で、意志決定者の革新実行の決定を支援し、また、関係者を革新に向けて方向付けることができます。
ただし、ありきたりな調査票をもとに、Webや本で公開情報を集めるだけでは、上記を達成することはできません。以下が必要です。

  1. 単に公開情報を調べるだけでは、相手企業の戦略の背景、本当の強さ、成功要件は分からない。「行って聞く」必要がある。
  2. 調査の前に、「自社は何を明らかにし、それを基に何を判断するか」そしてこれを明確化するために、「どのような革新を果たすべきか」といった仮説が必要である。
  3. 意志決定者の革新の決定を支援するために、意志決定者がどのような意志を持ち、どのような決定上の課題を持っているか、事前に徹底的に詰めておく必要がある。
  4. ただ質問項目を準備し、淡々と聞くだけでは、大きな成果は期待できない。社外の事実を把握する前に作った質問項目には、大きな視点の抜けがある。従って、相手の話を聞きながら、瞬時に頭の中で仮説を拡充し、これを確認する技術が必要である。

ベンチマークは、戦略策定、業務革新に必要な「プロフェッショナル技術」なのです。本コースでは、コンサルティング会社が活用するベンチマーク技術を修得し、業務革新+IT化の推進力を強化します。

受講していただきたい方

  • 一般企業の経営者、CIO、経営企画部門、IT企画部門の責任者、管理職
  • ITベンダーの経営者、コンサルタント、営業部門責任者、管理職

教育内容

1)集合教育・・・2日間の集合教育によって、以下の技術を修得

  • 1日目
    1. ベンチマークで何ができるか(定義と位置づけ)
    2. ベンチマーク事例
      1. 事業戦略策定における競争相手戦略の調査
      2. 業務革新推進における先進企業・競争相手の革新実態調査
      3. IT投資におけるリスク調査とコントロール
      4. マーケティングにおける顧客・競争相手調査と、拡販成功要件把握
    3. 基本プロセス
    4. 技術
      1. 革新仮説構築
      2. 仮説のフレームワーク
      3. 意志決定課題の明確化
      4. 調査方法の確定
      5. 社内調査方法
      6. 社外調査方法
      7. プロフェッショナル・インタビュー
      8. 調査結果の意味解釈
  • 2日目
    1. 実践演習
    2. まとめ

2)OJT・・・実際のテーマで、競争相手、先行異業種と自社の、業務革新+IT化の差を明確化します。

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